あたらしい導電糸
テクノ手芸部×大野繊維
Techno Shugei and Ohno Seni
工業用に開発された導電糸を手芸用に最適化する試み。
導電糸はほつれやすく、ショートしやすい。また、色も選ぶことができない。
そこで導電糸に繊維の被膜（カバリング）を施すことによって、これらの問題点を解決する。
カバリング糸の種類によって様々な色や質感を作ることが可能で、手芸に大切な手触りや見た目のかわいらしさを損なわなずに作品制作に活用することができる。
We have been using conductive threads for Techno-Shugei (an e-textile), but they fray easily and short often. Also, it is not possible to choose from a variety of colors. We are trying to redesign the conductive threads by covering them with chemical fiber to solve these issues and let crafters choose from various colors and textures.
大野繊維：石川県かほく市の繊維加工メーカー。レース編みなどの繊維製品を扱う工場を擁している。
テクノ手芸部：導電糸を用いた作品などを制作しているアートユニット。電子技術と手芸を組み合わせた作品を「テクノ手芸」と名付けた。
